音声認識ActiveX コントロール Prezam VoiceTool for IBM ViaVoice 3 Version 3.3 (内部バージョン:3.3.2.1048) Copyright(c) Prezam Inc 2000-2005. All rights reserved. ***************************************************************************************** Prezam VoiceTool for IBM ViaVoice 3をご利用いただきありがとうございます。このActiveX コントロールは、IBM ViaVoiceによる音声認識をMicrosoft VisualBasic、Webで使用できるようにするためのものです。 グラマーまたは、単語を用いたCommand&Control による音声認識を中心に作られていますが、Dictation による認識も一部サポートされています。 コントロールは、IBM ViaVoice のAPI であるSMAPI(Speech Manager API)を使用して作られています。このため、次のような利点を持っています。   (1) 処理が高速です。特に初期化処理がSAPI を用いた場合に比べて非常に高速です。   (2) ViaVoice に対して細かな制御をしています。グラマーの候補一覧などを入手することも可能です。   (3) ViaVoiceの発音辞書の登録やFTPやHTTPプロトコルによるボキャブラリのロードも可能となっています。 ***************************************************************************************** 動作環境 ***************************************************************************************** Windows 98SE,Windows Me, Windows NT, Windows 2000, Windows XP ViaVoice for Windowsの動作環境に準拠します。 ***************************************************************************************** 価格および配布 ***************************************************************************************** 価格 体験版は、無償で使用できます。エンドユーザー製品の一部として配布する際には、パーソナル版の場合、登録と同時に148,000円(消費税別)をお支払いいただきます。ご登録いただけますと、フル機能をご利用できるシリアル番号を発行いたします。 2次配布 この製品を登録したエンドユーザー製品の一部として使用し、一緒に配布する場合、無償で配布できます。 拡張版 拡張版は、別途販売しております。拡張版については、お問い合わせください。 上記価格はパーソナル版になります(拡張版機能を含まない)。拡張版では、パーソナルボキャブラリへの追加、パーソナルボキャブラリのコピー、ユーザーデータのコピーなどが行えるようになります。 ***************************************************************************************** 株式会社プレザム 〒135-0032 東京都江東区福住1-11-4 福住石橋ビル5F お問合せE-mail: sales@prezam.co.jp お問合せ電話番号: 03-5245-1948 サポートE-mail: support@prezam.co.jp HomePage URL: http://www.prezam.co.jp/ ***************************************************************************************** ※ViaVoice自体は、この製品には含まれておりません。別途必要になります。 ViaVoice PowerPCは、米国IBM Corporationの商標。 Macromedia Director LingoはMacromedia,Inc.の登録商標。 Apple Macintosh Macは米国Apple Computer,Inc.の登録商標。 Microsoft Windowsは、Microsoft Corporationの登録商標。 他の会社名、製品名およびサービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標。 ***************************************************************************************** 『ライセンス情報』 ***************************************************************************************** 株式会社プレザム このライセンス情報は、『Prezam VoiceTool for IBM ViaVoice 3』(以下『本プログラム』といいます)のご使用に関するものです。 「本プログラム」をご使用になるお客様が「本プログラム」の使用を開始されると、この条件に同意されたものとみなさせていただきます(この「ライセンス情報」に同意いただけない場合は、お客様により、ただちに「プログラム」を再使用不可能な状態で廃棄してください)。 1.著作権の帰属 本ソフトウェアおよび本ソフトウェアに附属するマニュアル等の関連資料(以下『関連資料』といいます)に係わる著作権(キャラクターおよびその他グラフィクス、名称等も含む)およびその他一切の知的財産権は当社に帰属します。 2.禁止事項 お客様は、以下の行為を行うことは出来ません。 (1) 本ソフトウェアに関し、修正、変更、改変、リバース・エンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル等すること。 (2) 本ソフトウェア若しくは関連資料又はこれらの複製物の全部若しくは一部に関して、第三者に対して販売等の利益行為を行うこと。 3.免責 当社は、お客様に対し、本ソフトウェア又は関連資料の欠陥、瑕疵等についてこれらを使用したこと又は使用出来なかったことから生じる一切の損害(お客様の情報の消失、毀損等による損害を含みます)に関し、損害賠償責任およびその他のいかなる責任も負わないものとします。 このソフトウェアの仕様,およびマニュアルに記載されている事柄は,将来予告なく変更されることがあります。 以上 ***************************************************************************************** セットアップ ***************************************************************************************** 1.コントロールのインストール ActiveXコントロールのWindowsへの登録を行ないます。PZVoiceTool3.dllはどこにあってもよいのですが、システムディレクトリにコピーしてください。(例:C:\Windows\System、C:\WinNT\System32) このコントロールのレジストリへの登録の仕方は、以下のとおりです(ウィンドウズのシステムディレクトリーが違うドライブ、パス名の場合は、そのように変えてください)。 また、古いバージョンが入っている場合がありますので、一旦アンインストールしてからインストールしてください。2の手順を行なってからこの手順を行ないます。   Windows98、Windows Me の場合     C:\Windows\System\RegSvr32 PZVoiceTool3.dll   Windows XP Home Editionの場合     C:\Windows\System32\RegSvr32 PZVoiceTool3.dll   Windows NT、Windows 2000、Windows XP Pro の場合     C:\WinNT\System32\RegSvr32 PZVoiceTool3.dll 2.コントロールのアンインストール このコントロールのレジストリからの消去方法は、以下のとおりです。   Windows98、Windows Me の場合     C:\Windows\System\RegSvr32 /U PZVoiceTool3.dll   Windows XP Home Edition の場合     C:\Windows\System32\RegSvr32 /U PZVoiceTool3.dll   Windows NT、Windows 2000 の場合     C:\WinNT\System32\RegSvr32 /U PZVoiceTool3.dll ***************************************************************************************** サンプルプログラムについて ***************************************************************************************** サンプルプログラムを動作させるためにはword.pplをViaVoiceのプールフォルダーにコピーする必要があります。 ViaVoiceをそのままインストールすると次のフォルダーになります。 c:\Program Files\ViaVoice\Vocabs\Lnags\Ja_JP\Pools VBフォルダー : Visual Basicでのサンプルソース一式です。 Delphiフォルダー : Delphiでのサンプルソース一式です。 Webフォルダー : Webでのサンプル HTMLファイル一式です。 Directorフォルダー : Directorでのサンプルソース一式です。 Grammarフォルダー : サンプルで使用する文法ファイル一式です。 ***************************************************************************************** ※ViaVoice自体は、この製品には含まれておりません。別途必要になります。 ***************************************************************************************** リリースノート ***************************************************************************************** 2.0.0 Oct/30/2000 配布版リリース 2.1.0 Jul/01/2001 ・Thresoldプロパティの追加 ・Rejectionプロパティの追加 ・register_メソッドの追加 ・getVersionメソッドの追加 ・PhraseVocabNameメソッドの追加 ・ディクテーションマクロを有効にしました。 2.1.0.2 Aug/08/2001 ・リファレンスマニュアルを修正しました。 ・一部処理を修正しました。 2.2.0.1 Aug/10/2001 ・PhraseAnnotationStringの追加 ・xtraPhraseAnnotationStringの追加 2.2.1.1 Aug/22/2001 ・複数プロセスで使用時に音声フォーカスがうまく切り替わらないのを修正 ・ドキュメントのVBのサンプルを修正とボキャブラリ、プールファイルについての記述を追加しました。 2.2.1.2 Nov/01/2001 ・音声フォーカスの問題を修正 ・HTMLによる使用で不正終了する場合があるのを修正。 ・Delphiのサンプルを追加しました。 --------------- 新版 VoiceTool3 --------------- ●GUIDを変更して今までのVoiceTool 2.0とは別のActiveXコントロールとしています。VoiceTool 2.0とVoiceTool3は共存できます。 3.3.1.1009 Jul/23/2002 ・VV_Versionプロパティを追加 ・VVRtkClients_Launchメソッドを追加 ・VVRtkClients_IsClientAvailableメソッドを追加 ・VVRtkClients_IsClientRunningメソッドを追加 ・ディクテーション時の数値の変換方法を変更 ・SetPoolメソッドを追加 ・Terminateでトラップすることがあるのを修正 ・AudioHostプロパティを追加し、カスタムAudio DLLに対応しました。 ・SetAudioSourceParamメソッドを追加 ・ファイル名指定の際のエスケープ文字(%20など)に対応しました ・ボキャブラリとして指定するファイルをHTTPサーバー、FTPサーバーからもロードできるようになりました。 VocabLoad("VOC1", "http://www.yourcompany.com/fsg/vocab.fsg")などと指定可能。 ・プールファイルをHTTPサーバー、FTPサーバーからもセットできるようになりました。 ●Versionが3.2になりました。 Version 3.2からはパーソナル版と拡張版のふたつが存在します。 拡張版では、パーソナルボキャブラリおよびユーザーファイルのダウンロード機能および、パーソナルプールへの発音の追加機能が追加されます。 3.3.2.1029 Nov/05/2002 ・GetUserListメソッドを追加 ・XtraGetUserListメソッドを追加 ・XtraGetUserListNumメソッドを追加 ・1度TerminateするとInitializeしてもイベントが発生しなかったバグを修正 ・XtraGetUserListメソッドを追加 ・GetViaVoicePathメソッドを追加 ・ftpプロトコルを使ったボキャブラリやプールファイルのロードを追加 ・SetHttpFtpModeメソッドを追加 ・GetLastErrorDiscriptionメソッドを追加 ・ボキャブラリがロードできないと、次のsmapi呼び出しから-4のエラーになるため、トラップしていたのを修正 ・AddPersonalPoolメソッドを追加した(拡張版機能) ・Proxyを通さないとHTTPプロトコルでのFTPがうまく行かないのを修正した ・HTMLでエラーが返ってきた場合に、エラーと認識するように修正した ・SetAudioSourceParamではWaveファイルを何度も使用する可能性があるため、ユニークな一時ファイルを作成するように修正した ・CopyPersonalVocabularyメソッドを追加(拡張版機能) ・CopyUserFileメソッドを追加(拡張版機能) ・GetCurrentUserIDメソッドを追加 ・TerminateImmediatelyメソッドを追加 ・Delayメソッドを追加 ・AddPersonalPoolメソッドで、日本語コードページ以外ではbaseformが必要なエラーを発生するようにした(拡張版機能) ・ディクテーションしているときに、ViaVoice Version10でありえないイベントがくるために不正終了していたのを修正した ・CopyPersonalVocabularyで"*.adp"がコピーされていないバグを修正(拡張版機能) 3.3.2.1032 Dec/13/2002 ・FTPによるパーソナルボキュブラリおよびユーザー情報のダウンロード時にダイアログを表示するようにした(拡張版機能) ・CopyPersonalVocabularyとCopyUserFileでプロセスチェックによるViaVoiceエンジン起動中かのチェックを入れた(拡張版機能) 3.3.2.1037 Jun/02/2003 ・SetPoolでプロセスチェックによるViaVoiceエンジン起動中かのチェックを入れた ・メッセージボックスをコンテナウィンドウを親ウィンドウにして出すようにした ・ディクテーションにひらがなモードを追加した ・ディクテーションのモード変更用メソッドSetDictMode を追加した ・HTTPプロトコルでのボキャブラリのロード時にボキャブラリのサイズによって途中までしかロードしていなかったバグを修正した 3.3.2.1041 Jan/15/2004 ・速度の改善 ・候補を取得するかどうかを設定できるようにした(速度改善のため) **デフォルトは取得する ・VocabLoadExでも一回までは体験できるようにした。体験版のためのエラーコードも-30000だったところを40000に修正した 3.3.2.1047 Aug/09/2004 ・AppNameとAudioSaveプロパティをセットしても反映されていなかったのを修正した。 ・PlayWordsメソッドを追加した ・「約4リットルに」などの場合、数値変換でtag数と単語が合わなくなるため、修正した。 ・DiscardAudioDataメソッドを追加した ・SaveWordsメソッドを追加した 3.3.2.1048 May/06/2005 ・IsRejectメソッドを追加 ・ディクテーションで、Rejectプロパイティが効いてなかったのを修正